ムーブメントの美しさ

1967年、ベルン州ブルクドルフ(Burgdorf)で、ウォッチメーカーのアーミン・シュトロームにより設立され、2009年にサージュ・ミシェル(Serge Michel)とクロード・グライスラー(Claude Greisler)によって継承されたこのブランドは、スイス時計業界における卓越性と革新性のシンボルとしての地位を確立しています。

アーミン・シュトロームのクリエーションの核となっているのは、ムーブメントです。ストレートグレイン仕上げ、ペルラージュ仕上げ、ポリッシュ仕上げされた面取り、サーキュラーグレイン仕上げなど伝統的な時計製造技術は、タイムピースをより一層際立たせてくれます。手作業で施されるこれらの繊細な仕上げは、それぞれの時計に独自の個性を与えてます。

アーミン・シュトロームでは、ムーブメントは単に機能的なものというわけではなく、時計製造のクラフツマンシップの美しさを余すことなく発揮し、真に賞賛されるもです。

ミラーフォースレゾナンス(写真左上)、ワンウィークファーストエディション(写真右)、グラヴィティイコールフォースアルティメットサファイア(pictured here)などのフラックシップモデルは、ブランドの卓越性へのあくなき追求を体現しています。

ミラーフォースレゾナンスに注目してみましょう。この現象を時計に取り入れることは、現代の時計製造における大きな挑戦の一つでした。アーミン・シュトロームの解決策はユニークで、特許取得済みの可動式バネが2つのヒゲゼンマイを直接つなぎ、高速で安定した共振状態を実現させました。これは、常に動き続ける腕時計のムーブメントに特に適しています。

各リストウォッチは美しさとメカニックが融合し、比類なきウォッチメーキングの体験の物語を伝えてくれます。